AI vs 教科書が読めない子どもたち

かなり前に話題になった本ですが、今頃読みました。

この本は、以前ニュースなどでも話題になった、「ロボットは東大に入れるか」という人工知能のプロジェクトを率いた、新井紀子さんという数学者が書かれた本です。

このプロジェクトは、元々「AIの限界」を伝えるために企画されたもので、実際、世界史と数学ではかなりいい成績をとることができたものの、英語と国語は今一つの成績。

この結果は、AIが意味を理解できないことから来ていて、それをより明らかにするために筆者はRSTという日本の中学と高校の教科書を素材にした国語力テストを開発。そのテストを中高生に解かせたところ、AIが躓く問題と同じ問題で中高生も間違えたことに衝撃を受ける。

AIが不得意なことができなければ、将来AIがもっと発達したときに仕事をとられてしまうし、AIを操る高度AI人材になることもできない。また、教科書を素材としたテストができないということは教科書を読んで意味を理解できないということで、それをそのままにしておくと読める子供との学力差は大変なものになってしまう。この問題意識が「教科書を読めない子どもたち」という書名に結び付いたようです。

これから下は、私の私見です。

「計算は得意だけど文章題は苦手」という子どもが増えています。小学生のうちに克服しておきたいですね。さもないと、教科書を使って自分で学ぶことができなくなってしまいます。AALでは国語のみならず算数においてもそのような問題意識で指導しています。

 

 

 

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