ペッパーと一緒にプログラミング教室

ペッパー

問いかけるペッパー

今年の夏休みから、AALの教室でみんなと一緒に遊んだり学んだりしているペッパー。

この冬はいよいよプログラミングのアシスタント講師としてデビューします。

アシスタント講師といっても、ペッパーが教えるわけではなく、みんなが作るプログラミングを使ってペッパーを動かそうというものです。講座の内容は、こちらをご覧ください。

プログラミング講座 with pepper

2020年から、小学校で「プログラミング教育」が必修となります。これは、難しいプログラム言語を使ってプログラマーのようなことを行うわけではなく、「プログラミング的な思考」を身に付ける教育を行うということです。

プログラミング的思考ができるということは、筋道を立てて論理的に思考することができるということです。これは、将来IT関連の仕事に進むつもりはなくても、どんな仕事をするにも、さらには日常生活においても必要なことでしょう。

ペッパーの生みの親であるソフトバンクは数年前から、教育機関にペッパーを貸し出してプログラミング教育を推進する事業を行ってきました(今回AALにペッパーが来たのもその一環です)が、その効果を東京工業大学の先生に調査してもらったそうです。

その結果、ペッパーによるプログラミング教育を受けた小学校の児童はそうでない小学校の児童よりも「クリティカルシンキング(critical thinking)」の態度が高いことが分かったそうです。

クリティカルシンキングは日本語に直すと「批判的思考力」となりますが、要は、目の前の情報を無条件に受け入れるのではなく、疑問をもって多角的に考えた上で結論を出す思考力ということになると思います。

小学校でプログラミング教育が導入されるのも、今後はますますこのような思考能力が必要とされる時代が来ると政府が考えているからです。

 

 

 

 

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